311地震後、初めてお仕事に行ったときのこと
ランチの時間
食堂にはぽつり、ぽつりと何人かの人がいた
節電でやや暗い
地震の余韻がまだそこかしこで感じられた
食堂にひとつあるテレビから
Dreams Come True の「何度でも」が流れ始めた
食堂にいる全員が話をやめた
手を止めた
テレビから流れる映像に釘付けになった
その沈黙から同じ想いを持っている事が伝わってきた
泣きそうになった
胸が熱くなった
やっぱりみんなの想いは被災地に向かっている
地震後、色々な形でみんながひとつになっていることを感じる
頑張ってじゃない、一緒に頑張ろう
みんながいる
近所の公園の桜も咲き始めた
桜の花は優しい
ほのかに甘い香りに癒された
桜が人々の心を、日本列島を優しく包んでくれますように